大下英治/著
『芸能界のタブー』
大下英治/著
『芸能界のタブー』
それぞれの封印された岐路の決断!
発行日
: 2019年11月29日発売
定価
: 本体1500円+税
サイズ
: 四六判並製
ページ数
: 304ページ
ISBN
: 978-4-86590-095-8
【内容】
『襲撃 裏社会で最も恐れられた男たち』に続く問題作!
「私は真実を伝えたかった」大下英治
決して軽くはない運命を 受け入れた人たちの、 熱き日々――。
松田優作
孤高の血脈
夏目雅子
散り際の美しさ
高倉健
愛した女
美空ひばり
田岡のおじさん
渥美清
寅さんの源流
都はるみ
愛という名の業
太地喜和子
恋に生きた生涯
ここまで明かしていいのか!?
この苦悩・壮絶愛!
令和の現在、今回とりあげた七人のうち都はるみを除いて、あとの六人はすでにこの世にいない。あらためて、時の流れを感じる。
彼らは、昭和、平成に活躍したが、ひときわ個性的で、とてつもない存在感があった。光り輝いていて、文字通りスターであった。が、その反面、翳りも深かった。
私が、令和の今、あえてこの七人を掘り起こして描き直そうと思ったのは、それはある意味彼らのタブーに触れるかもしれない。が、彼らの翳り、闇の深さが、彼らの個性をいかに形作っていったかを追ってみたかったからである。(略)
この七人のスターをあらためて振り返ると、いっそうまばゆい光芒を放って見える……。
「まえがき」より
編集担当より
大下さんといえば、政界と裏社会の闇を得意として多くの面白い作品を世に送り出しているが、同じように芸能界の裏の裏の闇にスポットを当てた作品も出している。本書に登場する7人の主役の生き様は壮絶で、彼らの持つ普遍的な人間の業≠ノ揺り動かされる。非の打ち所がない生き方よりも、人間臭くてとても身近に感じる七人のスターの激しすぎる人間模様を是非に読んでほしい。
松田優作
出生の秘密/二重まぶた/血脈/墓標はただひと文字「無」が刻まれた 他
夏目雅子
五社監督が語る人間夏目雅子/バセドー氏病/ディレクター伊集院静との恋/自分の人生はこんなもの 他
高倉健
妻、江利チエミの生活/倍賞千恵子の気遣い/いま、恋をしている/最後の女性、養女 小田貴月 他
美空ひばり
山口組のシンボル/ひばりの襲撃計画/田岡組長が仕切った小林旭との離婚会見/田岡組長の葬儀で批判を恐れず弔事を読む 他
渥美清
コメディアン渥美清誕生/この時代の渥美はまさに「寅さん」だった/肺結核病棟にて/最大の転機がやってきた 他
都はるみ
運命の男、中村一好氏との出会い/はるみの離婚/芸能マスコミに衝撃、はるみの不倫愛=^愛という名の業=@他
太地喜和子
運命の男、三国連太郎/太い指と火のように熱い舌
太地喜和子は「魔性の女」なのか/熱い恋の終わり、すべての終わり 他
【目次】
第一章 松田優作 孤高の血脈
第二章 夏目雅子 散り際の美しさ
第三章 高倉健 愛した三人の女
第四章 美空ひばり 田岡のおじさん
第五章 渥美清 寅さんの源流
第六章 都はるみ 愛という名の業
第七章 太地喜和子 恋に生きた生涯
【著者紹介】
大下英治
(おおした えいじ)
1944年6月7日、広島県に生まれる。1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。
1970年、週刊文春の記者となる。記者時代「小説電通」(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。
さらに月刊文藝春秋に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。 近著に『渋沢栄一 才能を活かし、お金を活かし、人を活かす』(三笠書房)、『最後の怪物 渡邉恒雄』(祥伝社)ほか、『稲川会 極高の絆 二人の首領』、『昭和、平成秘録 憂国℃膜盾フ男たち』、『IT三国志「超知性」突破する力』、『吉本興業の真実』、『襲撃 裏社会で最も恐れられた男たち』(小社刊)など、著作は450冊以上にのぼる。
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