青志社

大下英治/著
『IT三国志「超知性」突破する力』

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IT三国志「超知性」突破する力
大下英治/著 
『IT三国志「超知性」突破する力』
孫正義 江副浩正から北尾吉孝、藤田晋、堀江貴文はどう盗んだか

発行日: 2019年7月12日発売
定価: 本体1000円+税
サイズ: 新書判
ページ数: 328ページ
ISBN: 978-4-86590-086-6

【内容】

その突破力を学べ!

天才から学ぶその極意!
群雄割拠のIT業界で抜きん出た漢たちの商魂!

  わたしは、現在のITベンチャーの隆盛は、ソフトバンクの孫正義あってこそと見ている。
「ソフトバンクの孫正義はゼロから起業し、いまや世界の孫≠ニして輝いている。オレも、孫を目指して起業する」
 そういう夢を抱いてスタートした起業家が多い。(略)
 孫正義、江副浩正の二人の巨頭の成功があってこそ、「江副山脈」と「孫山脈」に連なるベンチャーの志士たちが勢いを得て戦い続けているのである。まさに「IT三国志」といえよう。
 わたしは、政財界人だけでなく芸能人、スポーツマン、アウトロー、さらには犯罪者にまで興味を抱いて、書きつづけている。テーマはひとつである。
 はみ出すエネルギーを持った人物への興味である。
 はみ出すエネルギーをもった人物には、その裏に、はみ出さざるを得なかったエネルギーの哀しみがある。
 人に言えぬコンプレックスを抱き、その克服にすさまじいエネルギーを発揮している。そのエネルギーがいい方向に発揮されれば、大変な偉業をなすことができる。

孫正義
  いまから五年くらい前であったろうか。孫を本社に訪ねた。
 その時、孫はマイクロソフトのビル・ゲイツから贈られた自伝をわたしに見せながら、興奮気味に言った。
「見てよ! ビル・ゲイツのサインを。『孫よ、おまえはおれと同じだな、リスクテイカーだな』とある」
 リスクテイカー、勝負師だというのだ。その喜び輝く顔は、わたしが孫に初めて会った時の少年の初々しさを蘇らせる顔であった。

江副浩正
 その孫正義が、親交の深かったリクルートの江副浩正社長こそ「日本のベンチャー企業家のトップランナー」として仰いでいる。
「わたしは現在ヤフーのほかインターネットや通信の事業に力を入れて取りくんでおりますが、江副さんはその面においても先駆者です。江副さんが住宅情報オンラインネットワークのサイトを立ち上げられたのは、いまから二十年以上も前で、日本で初めてのインターネットサービスでした」

北尾吉孝
  野村證券で金融を学んだ北尾吉孝は、「孫山脈」の一番手である。孫にスカウトされ、孫に金融を教えた。
 北尾は、世界をまたにM&Aに驀進しつづけている孫が、よりスピーディーに事を運べるため、コアバンク制をはじめかって日本になかった金融改革を断行した。
 世間だけでなく、ソフトバンク社内までメインバンクを捨てる北尾の改革に猛反対した。しかし、孫は緊急役員会を開き、北尾の改革に乗った。
 孫は、北尾にいった。
「ソフトバンクは、そんなことで潰れはしない。それに、ぼくは、興銀よりも、北やんを五〇〇%とる」

藤田晋
 サイバーエージェントの藤田晋は、リクルートの「江副学校」の流れを汲んでいる。
 リクルート出身の広告代理店を経て、やはりリクルート出身の宇野康秀のインテリジェンスに入社する。その面接試験の時、本心を打ち明けている。
「わたしは、早いうちに独立し、ベンチャー企業をやりたいのです」
 なんと宇野は不快がるどころか、逆に奨励したのである。
「ぜひ、やるべきだ」
 宇野は、「江副学校」の生徒ならではの企業精神の持ち主だったのである。
 藤田は、その宣言どおり、なんと入社九カ月にして独立し、サイバーエージェントを起こすのである。
 

堀江貴文
 わたしは、平成十二年(二〇〇〇年)の初夏、港区六本木三丁目の柳ビル五階の狭苦しい部屋で堀江貴文と会った。
 社名について訊くと、愛嬌のある表情で楽しそうに説明した。
「オン・ザ・エッヂ、つまり『崖っぷち』という意味さ。あえてネガティブな名前をつけたのは、マイナスイメージでインパクトをあたえるためさ。それでいて、エッヂ、つまり最先端を走るという自負も秘めている」
「ネット業界で成功すると、世界一になれる」
「オレの人生最大の目標は、宇宙に旅行に行く会社を実現させることだ」

                            ―「まえがき」より



【目次】

第1章 孫正義1 ソフトバンク創業者 守り続ける「二乗の法則」
第2章 孫正義2 ソフトバンク創業者 宝物を掘り当てるための地図とコンパス
第3章 江副浩正 リクルート創業者 IT起業家が次々と育っていった「江副学校」
第4章 北尾吉孝 SBIホールディングス代表取締役社長CEO 最高の懐刀と評された切れすぎるカリスマ
第5章 藤田晋 サイバーエージェント代表取締役社長 組織として最も必要な五つの能力を備えた男
第6章 堀江貴文 元ライブドア代表取締役社長CEO 不死身、ホリエモン健在なり



【著者紹介】

大下英治(おおした えいじ)
 
1944年6月7日、広島県に生まれる。1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970年、週刊文春の記者となる。記者時代「小説電通」(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊文藝春秋に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。 
近著に『渋沢栄一 才能を活かし、お金を活かし、人を活かす』(三笠書房)、『最後の怪物 渡邉恒雄』(祥伝社)ほか、『稲川会 極高の絆 二人の首領』、『昭和、平成秘録 憂国℃膜盾フ男たち』(小社刊)など、著作は450冊以上にのぼる。 
 

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