向谷匡史/著 『還暦からの才覚』
向谷匡史/著
『還暦からの才覚』
人は使い込むほどに味が出る
発行日
: 2020年11月11日
定価
: 本体1,200円+税
サイズ
: 四六判並製
ページ数
: 224ページ
ISBN
: 978-4-86590-110-8
【内容】
人生100年。
自分の物差し≠捨てて、楽観と達観をもって人生の足枷(あしかせ)≠はずしてみる。
楽しみはてのひらの中にあり、使い込むほどに老いは艶を出す!
達人たちから学ぶ面白がって生きる術54
「私がこれまで関わってきた著名人たちの『還暦からの人生観』も紹介した」
還暦は人生のゴールでもなければ、晩年の決算期でもない。
新たな人生に向けて、気持ちも、仕事も、生活も、人間関係も、人生観もすべてをリセットする節目なのである。
健康であっても、元気一杯であっても、若者と同じように身体は動かないだろう。経年劣化は当然ある。だが、それと引き替えに経験という財産を得た。
「心外無老」−−心の外に老いがあるのではない。老いが心の裡(うち)にあるのだ。
向谷匡史
小見出しより:
・老いは人それぞれの心に棲む
・人生レースは往路より復路が面白い
・引退はなく、「新しい自分」になる
・他人は他人、「我は我なり」の人生観を持つ
・風雪にさらされて、老いは艶を出す
・意に染まない義理は堂々と切る
・してあげても見返りは求めない
・不安の正体を知る
・「四苦八苦」を受け入れる
・思考の迷路に迷い込んだら高所から「俯瞰」してみる
・楽観と達観をもって人生の最高の贅沢としたい
・「どっちでもええがな」と考えると人生はうんと楽になる
・結局、人間は「独り」である 他
編集部より:
向谷匡史氏は実は多才な経歴を持った作家である。
中でも最も興味を惹かれるのは、取材で知己を得た各界の交友関係である。
本書には、氏が影響を受けた次の人たちの多彩な生き方が登場する。
安藤昇、安田暎胤(奈良薬師寺元管守)、ドクター・コパ、金子信雄、山本昌、哀川翔、梅宮辰男、大沢啓二、島倉千代子、梶原一騎、山城新伍、松方弘樹、北島三郎、堀威夫(ホリプロ創業者)、菅原文太、ガッツ石松さんたちの人生観は実に楽しい。
本書は著名な先人・故人や、政治家たちの信条と、上記の知己を得た人たちとの取材、交流を合わせ得た、還暦からの才覚≠ノついてを中心に、「人は使い込むほどに味が出る」とした54のエピソードを編んだ。
一つの教義書と同時に、人間臭く元気いっぱいが詰まった書を目指した。
【目次】
はじめに
一章 人生を劇的に変える
二章 この「人生観」をもって最強とする
三章 人間関係の「ディスタンス」
四章 不満・不安・苦悩と病気を飼い馴らす
五章 お金がなくても日々是「笑」日という生き方
六章 心の平静と「死生観」
あとがき
【著者プロフィール】
向谷匡史 むかいだに ただし
一九五○年、広島県呉市出身。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者などを経て作家に。
浄土真宗本願寺派僧侶。日本空手道「昇空館」館長。保護司。主な著作に『田中角栄「情」の会話術』(双葉社)、『ヤクザ式最後に勝つ「危機回避術」』(光文社)、『安藤昇90歳の遺言』(徳間書店)、『子どもが自慢したいパパになる最強の「おとうさん道」』(新泉社)、『小泉進次郎「先手を取る」極意』、『太陽と呼ばれた男 石原裕次郎と男たちの帆走』、『田中角栄の流儀』、『熊谷正敏稼業』、『渋沢栄一「運」を拓く思考法』、『二人の怪物』(青志社)など多数ある。
[向谷匡史ホームページ]
http://www.mukaidani.jp
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