青志社

曽野綾子/著
『人間の芯』

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人間の芯
曽野綾子/著
『人間の芯』
なぜ、かくも日本人の「芯」がひ弱になったのか

発行日: 2019年10月18日発売
定価: 本体1000円+税
サイズ: 新書判
ページ数: 232ページ
ISBN: 978-4-86590-091-0

【目次】

第一章 人間の芯とは何か
第二章 かくも「芯」がひ弱になった
第三章 人間の使命は「他者を思いやる心」
第四章 自分の人生はできるだけ軽く
第五章 絶望と希望の荒野
第六章 「運」の半分は神の意志
第七章 人生はなるようになる
第八章 そして最終章の風景


【内容紹介】

知の巨匠が人間の精神の豊かさを問い直す至高の「幸福論」

 「芯がないと、ただの浮遊物だ。少なくとも精神を持った人間の生き方ではない」
曽野綾子

自分が自分であるために

国家や社会を当てにせず自分の嗅覚を研ぎ澄ます/生き方の礎となる「哲学」と「美」、それが人間の「芯」である/「芯」は英邁(えいまい)なるもの/戦後教育の最大の失敗は「徳」を教えなかったこと/今の日本人は「生きるか死ぬか」の免疫がない/人を救うことは自らの身を切ることである/人柄のいい人は、人生を総合的に見られる眼力を持っている/お金も物も多すぎると重荷になる/人間は自分に合った大きさの升を持っている/不幸こそ自分を育てる「価値」を内蔵している/運命は変えられてもほんの少しと思ったほうがいい/「忍耐」と「運」は同質のものである/人生はなるようになる/人には最後に負け戦が待っている。それが「死」だ/未来よ、人間に賢さと優しさを贈ってください/他

【著者紹介】

曽野綾子(その あやこ)


1931年東京生まれ。作家。聖心女子大学文学部英文科卒業。
『遠来の客たち』(筑摩書房)が芥川賞候補となり、文壇にデビューする。
1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。2003年に文化功労者。
1972年から2012年まで、海外邦人宣教者活動援助後援会代表。
1995年から2005年まで、日本財団会長を務めた。
『無名碑』(講談社)、『天上の青』(毎日新聞社)、『老いの才覚』(KKベストセラーズ)、『人生の収穫』『人生の終わり方も自分流』(河出書房新社)、『人間の愚かさについて』(新潮社)、『人間の分際』(幻冬舎)、『私の危険な本音』『我が夫のふまじめな生き方』『夫婦という同伴者』(小社刊)など著書多数。



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