発行日: 2009年10月11日(日)
定価: 本体1,300円+税
サイズ: 四六判並製
ページ数: 208ページ
ISBN:978-4-903853-71-0
【コメント】
2021年7月21日3刷出来!
カバーを新装しました!
昭和を生き抜いた最後のアウトローが日本の男たちに捧げるメッセージ
少年期、女、抗争、刑務所、映画俳優――著者・安藤昇が自らの半生の中から、男が持つべき命がけの「覚悟」の何たるかを綴る。
人間、進退窮まったときに取る態度は三つしかない。「あがく」か「絶望する」か「胆をくくる」かだ。「あがき」には恥も外聞もない。「絶望」は怯懦。どちらも逃げであり、逃避の先に問題解決はなく、あるのは嘲笑だけである。
だが、胆のくくり――すなわち“覚悟”は違う。最悪の事態を敢然と受け入れ、結果は天に任せるのだ。窮地に対峙して恐れず、あがかず、無心の攻めを「覚悟」と言うのである。私の半生など、気恥ずかしくて人様に誇れたものではないが、このことだけは身をもって体験してきたつもりだ。(まえがきより)
<章構成>
器量 安藤組 出自 遊郭 不良 満州 ナンパ ケンカ 上官 矜持 惻隠の情 餓狼 覚悟 顔 飽食 女 クルマ 談判 拉致 逃亡 懲役 解散 転身 信・義・耐 言行一致
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