青志社

向谷匡史/著 『花と銃弾』 安藤組幹部 西原健吾がいた――

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花と銃弾
向谷匡史/著
『花と銃弾』 安藤組幹部 西原健吾がいた――
人は人の為に死に「風」になることが出来る!

発行日: 2016年8月25日(木)
定価: 本体1,400円+税
サイズ: 四六版ソフトカバー
ページ数: 256ページ
ISBN: 978-4-86590-031-6

【コメント】


2021年7月21日3刷出来!
カバーを新装しました!


今年度最高のエンターテイメントノンフィクション

安藤昇を慕い伝説のヤクザ、花形敬と共に
安藤組を支え、激死した
インテリヤクザの遠き夢の日々――。


 安藤さんは、こんな言い方をした。
「いつか西原に言ったことがあるんだ。自分の人生は、人様に背負ってもらうわけにはいかねぇんだぜ”ってね。そしたら押忍”って目を輝かせてさ。俺が出所してまもなく、組に殉じて銃弾に倒れた。うまく立ち回ることもできただろうに、一本気なんだね。西原は安藤組の十年を疾風のように駆け抜けて行ったんだ」
人は人のために死に、「風」になることができる――。本書は、安藤組の光芒を西原健吾から書き起こした物語である。
                                           ――まえがきより


【目次】
プロローグ
第一章 青嵐(あおあらし)
一 西原健吾十八歳、花形敬二十二歳
二 安藤昇|。新しき時代の象徴
三 攻めるに易き街、渋谷
四 童顔の中の精悍さ
五 帰らざる道を選んだ
六 花形敬が帰って来た

第二章 烈風(れっぷう)
一 狂気と熱情
二 愛しの赤い糸
三 力道山を追い込む
四 人生は、かくも苛烈なもの
五 「ほら、あれが本物のヤクザよ」
六 命乞いは絶対にしない
七 興行ビジネス
八 ケンカは頂上を狙え

第三章 薫風(くんぷう)
一 格闘技ビジネスへの礎
二 「大凶」のおみくじ、波乱の予感
三 「強いやつは拳銃なんか使わねぇ」
四 西原死闘、空手対ムエタイ戦
五 安藤組という大型台風≠フ行方

第四章 疾風(はやて)
一 人を泣かせて甘い汁は許せない
二 最高幹部、非常招集
三 安藤昇の矜持
四 島田、花形、花田で組を守る
五 安藤組は狩り獲られてしまう
六「これからは東南アジアに目を向けろ」

第五章 花の露(つゆ)
一 弱いところから侵食されていく
二 不器用に生きてこそ漢(おとこ)
三 ヤクザ社会の地殻変動
四 花形敬、最期の時
五 「人生ってさみしいな」
六 花と銃弾

あとがき

【著者プロフィール】

向谷匡史 むかいだに ただし

1950年、広島県呉市出身。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者などを経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶。日本空手道「昇空館」館長。保護司。安藤昇事務所(九門社)時代から20余年にわたって安藤氏の秘書役を務める。主な著作に『田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学』(双葉社)、『名僧たちは自らの死をどう受け入れたのか』(青春出版)、『ヤクザ式 最後に勝つ「危機回避術」』(光文社新書)、『ヤクザ式 ビジネスに勝つ心理術辞典』(文庫ぎんが堂)、『安藤昇90歳の遺言』(徳間書店)など多数ある。

[向谷匡史ホームページ] http://www.mukaidani.jp
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