氏原英明/著
『BASEBALL アスリートたちの限界突破』
氏原英明/著
『BASEBALL アスリートたちの限界突破』
直接取材で分かった!大谷翔平をはじめ37人の成功法則!
発行日
: 2021年12月2日発売
定価
: 本体1650円(税込)
サイズ
: 四六判並製
ページ数
: 288ページ
ISBN
: 978-4-86590-125-2
【内容】
おめでとう侍ジャパン14年ぶりWBC世界一
第5回WBCの立役者が本書で語っていたプレッシャーを乗り越える成功法則!
大谷翔平 チームリーダー
吉田正尚 村上に代わって4番
山田哲人 鉄人
栗山英樹 侍ジャパン監督
吉井理人 ピッチングコーチ
白井一幸 ヘッドコーチ
清水雅治 外野守備コーチ
「説明できる打席が増えてこないと打てたとは言えない」大谷翔平
直接取材!大谷翔平をはじめ、ベースボール、トップアスリートたち37人が明かした!
変化の中で自分がどれだけ対応できるか!覚悟がすべてを変える。
イチロー 大谷翔平 黒田博樹 松坂大輔 山本昌 田口壮 前田健太 筒香嘉智 菊池雄星 吉井理人 秋山翔吾 鈴木誠也 吉田正尚 浅村栄斗 山崎康晃 栗山巧 山田哲人 大野雄大 田澤純一 荻野貴司 中村剛也 藤浪晋太郎 石川柊太 中村奨吾 井口資仁 山口鉄也 今江敏晃 ドン・マッティングリー 高津臣吾 辻発彦 栗山英樹 アレックス・ラミレス 白井一幸 清水雅治 大渕隆 西谷浩一 荒井直樹
僕はジャーナリストになって20年になります。その多くはスポーツ現場という限定的なものではあるものの、たくさんの出会いに恵まれてきました。
20年も働いてきて思うのです。
この仕事ほど、人生を歩む上で財産を得られるものはないだろうなと。
出会いの数がハンパなく多くあり、それも、この道で成功を収めた方々や何かの目標を達成した人ばかりです。僕が取材をするのはあるテーマに沿った記事を完成させるためであるのですが、その目的を果たす以上のものが取材を通した出会いからは得られ、人生における財産として心を豊かにしてくれるのです。
その財産とはプレッシャーを乗り越えて成功をつかんだ、アスリートたちの金言です。
トップアスリートの口から度々語られるその言葉からは、「成功者になるため」のヒントがたくさん隠されています。彼らがどのようなマインドで困難に立ち向かい、乗り越えてきたのか。また、チームを指揮している監督やコーチなども然りです。
アスリートからすれば、特に意識して言葉の重みを感じていないのかもしれませんが、40年余りの人生をなんとなくと生きてきた僕からすると、目から鱗が落ちるほどのマインドに触れることが限りなくあるのです。
この言葉たち≠なんとか、世間に届けたい。それが本書を書く目的となったのです。
アスリートたちの金言を、現代を生きる若者や目標を見失ったビジネスマンたちに届けたい。アスリートの言葉から我々が学ぶことは多く、そう思って、筆を取ることにしました。
決して、スポーツには勇気や感動を与える力があるといったありきたりな言葉を並べた内容にしてまとめるつもりはありません。彼らの成功には、人生を生き抜いていく光がある、ヒントがある。それをありのままに皆さんに伝えたいのです。
(はじめにより)
【目次】
序章 2人の天才
あくまで秤は自分の中にある イチロー
説明できる打席が増えてこないと、打てたことにはならない 大谷翔平
アスリートたちの限界突破
プレッシャーを作るのも消すのも自分 黒田博樹
トレーニングや体のメンテナンスにお金をかけてください 松坂大輔
絶対に野球には裏切られないという気持ちでマウンドに立つ 山本昌
他
非エリートの思考法
これよりまだ上の世界があるなら、そこへ行ってみたい 荻野貴司
子どもの頃から誰よりもホームランを打つ練習をしてきました 中村剛也
固定観念に縛られたくない 藤浪晋太郎
他
リーダーの頭脳
次の世代のために何かをしてあげる ドン・マッティングリー
日本の常識をすべてだと思わないこと 高津臣吾
次の打席で何かを掴むかもしれない 辻発彦
他
おわりに
【著者紹介】
氏原英明(うじはら ひであき)
1977年、ブラジル・サンパウロ生まれ。奈良大学を卒業後、地方新聞社勤務を経て2003年に独立。夏の甲子園は2003年から今年まで19年連続して大会を丸ごと取材している。当時に取材した選手たちをその後も追いかけ、その時に出会った選手たちを深掘りしていくスタイルで取材活動を続けている。1年に全カテゴリーを取材し、メジャーまで出向いたこともある。2018年に新潮社から出版した『甲子園という病』は話題作に。2021年には『甲子園は通過点です』を上梓した。現在は雑誌・ネットメディアのほか、YouTube、音声メデイアの「stand. fm」「Voicy」のパーソナリティを務め、音声ジャーナリズムを追求している。また一方では「野球指導者のためのオンラインサロン」を開設して指導者と交流している。
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