須田慎一郎/著 『日本人が大貧民になる日』
アベノミクスで何が起きているのか。日本は「超格差社会」へ突入する!
須田慎一郎/著
『日本人が大貧民になる日』
安易な日本経済再生論に釘を刺す警世の書!
発行日
: 2013年7月3日(水)
定価
: 本体1,300円+税
サイズ
: 四六判並製
ページ数
: 208ページ
ISBN
: 978-4-905042-72-3
【コメント】
安易な日本経済再生論に釘を刺す警世の書!
アベノミクスで日本は「超格差社会」へと突入する!
私たちは「定期収入なき時代」をどう生き抜くか
・世界同一賃金で日本人の優越性は完全に消える!
・日本人は南アフリカの低賃金労働者との競争にさらされる!
・非正規雇用の拡大で「年収」という概念そのものが崩壊する!
【目次】
はじめに
「大富豪」ゲームのように格差が広がる日本
アベノミクスで得をした人はごくわずか
相対的貧困率が過去最悪に
第1章 貧民だらけになった日本
株価急落はアベノミクス「終わりの始まり」なのか
ユニクロ「世界同一賃金」が日本人の生活を一変させる
日本人は南アフリカの労働者と低賃金競争することになる
年金制度の崩壊と雇用延長が若者の生活を困窮させる
「年収」という概念が消え、定期収入なき時代に突入する
再雇用で必要な収入を得ることなど幻想に過ぎない
「終の棲家」を失い漂流するお年寄り
介護は希望が持てないビジネス
若者の新規雇用の道は閉ざされる
生活レベルがどんどんダウングレードしていく
コミュニティの崩壊で家族を支えきれない
地方の工場から日本人が消えた
「土木労働者250万人」はどこへ消えた
生活保護の実態は「無年金高齢者の救済」
第2章 アベノミクスでもたらされる日本経済の光と闇
賃上げ要請の真の狙いとは何か
望むほど賃金は上がらない
幸福の格差は広がる一方
財政出動があっても取り残される労働者たち
工事現場では空洞化が進んでいる
ごく一部の勝ち残り組が大富豪になる
第3章成長戦略は日本を再生させるのか
アベノミクスの第一義は選挙対策
アベノミクス以外に選択の余地はない
消滅する中間「平民」層
経済学に答えはない
デフレを克服する2つのキーワード
マインドを変えれば経済の潮目も変わる
安倍政権の成長戦略は「0点」
「産業構造の転換」と「既存産業の活性化」がカギ
第4章 大貧民化の波に飲まれないために
自分のポテンシャルを知る
道州制の夢と現実
TPPの議論に見える矛盾
幸せな生活とは何か
シェールガス革命と安全保障の構図
変化のトレンドをつかむ
憲法改正が地方経済を潤すのはなぜか
大貧民にならないために
日本は以外なジャンルで強い競争力を持っている
大富豪への切符をつかむには海外へ進出すること
終わりに
【著者紹介】
須田慎一郎(すだ・しんいちろう)
経済ジャーナリスト。1961年、東京生まれ。
日本大学経済学部卒。経済誌の記者を経て、フリー・ジャーナリストに。
「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続けるかたわら、テレビ朝日「ワイドスクランブル」、「ビートたけしのTVタックル」、読売テレビ「たかじんNOマネー」、ニッポン放送「あさラジ」他、テレビ、ラジオの報道番組で活動中。
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