青志社

星川一星akaいしだ壱成/著『NO原発, ONE LOVE!』
自身の生い立ち、脱原発のポリシーを綴ったいしだ壱成初の自叙伝的エッセイ

まげねっちゃ
HOME 新刊情報 カタログ イベント 書店様向け
星川一星akaいしだ壱成/著
『NO原発, ONE LOVE!』
僕の半生を振り返ると、いつも原発がそばにあった。

発行日: 2012年2月9日(木)
定価: 本体1,400円+税
サイズ: 四六判並製
ページ数: 344ページ
ISBN: 978-4-905042-39-6

【コメント】

自身の生い立ち、そして脱原発というポリシーを余すところなく綴った
初の自叙伝的エッセイ!

僕は、いしだ壱成、という芸名で芸能活動をしている。国内では主に俳優と音楽を主戦場として仕事をしていて、今年で37歳、芸歴はほぼ20年になる。だが、この書籍の著者名は本名の、星川一星、とした。
芸能人である以前に一人の人間として書きたい、という想いが非常に強かったからだ。
十数年前から芸能活動の傍ら、幼少のころより危機感を抱いてきた原子力発電に反対する運動を始めた。主に署名活動が多かった。
間が許せばシンポジウムや話し合いの会や脱原発を掲げるフェスティバルに参加した。幼いころには反対デモにも参加した。その時のことをたまたま震災の1週間ほど前に自分のブログに書いた。
山口県上関に新しく建設される予定の原発の奇襲工事が直接のきっかけだったが、震災が起きて様子がだいぶ変わった。当然、ブログのこともいくらか話題になった。

まったくもってありがたくない広がり方だったが、こうなってしまった以上、先にも述べたが、いち人間としてこれからの放射能時代をどう生き延びていくかということを考え、また文章を通じて書籍にして、一人でも多くの方の良いきっかけになってくれたらと編集者からも承諾をいただき、このような形で書かせていただいている。

この本を読んだ方の、いくらかのこれからの判断基準になっていただけたら幸いだ。もちろん、単なる読み物としてでもかまわない。

どうかこの本を読んだ方がたが、希望の光を失うことなく、この日本という世界でも稀にみる美しい国を持続させていくためのガイドになってくれますようにと、切なる祈りを込めて。


――「はじめに」より

【目次】

序章 今だからみんなで考えたいこと。

第1章 矛盾だらけのこの日本

原発って、湯沸かし器なんだよ
電気に頼らない屋久島の生活
あ、ぼくも殴られたんだ…
親戚の住む街に原発が出来ちゃった
オーストラリアの少女
六ケ所村で見つけた人生の指標

第2章 星川一星からいしだ壱成へ

父・石田純一との再会
隠し子騒動、そして芸能界へ
封印された本音
葛藤と亀裂からうつ病へ
自分に戻りたくない
窮地を救ってくれた母と山の人たち
ふたつの名前で生きる
新潟中越地震で知った原発の現実

第3章 3・11の混乱と、僕の覚悟

3月4日のこと
とにかく遠くへ、とにかく西へ
水素爆発直後の東京で見た異様な光景
本当の絆って、なんだろう

第4章 放射能と共生しても生き抜くために

僕の脱原発に向かう姿勢
現実をどう受け入れていくべきか
試行錯誤することを認めよう
放射能と共生する時代に
地方から脱原発の輪を広げる
僕の過去と償いを話しておく
NO原発,ONE LOVE!

特別対談 いしだ壱成×山本太郎 みんなで脱原発のセッションしようぜ!


NO原発, ONE LOVE! NO原発

関連商品はこちら
小泉純一郎「原発ゼロ」戦争 脱原発 もう原発にはだまされない 日本の原発危険地帯

  | 会社概要書店様向け