青志社

小菅 宏/著
『女帝 メリー喜多川』

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女帝 メリー喜多川
小菅 宏/著 
『女帝 メリー喜多川』
ジャニーズのタブーと内情。姉メリーと弟ジャニー喜多川の禁断の私生活を徹底取材。渾身のノンフィクション

発行日: 2021年4月15日発売
定価: 本体1650円(税込)
サイズ: 四六判並製
ページ数: 296ページ
ISBN: 978-4-86590-134-4

【内容】

取材担当50年
元大手出版社編集者
小菅宏[作家]

騒然!イギリスBBCがジャニー喜多川衝撃告発ドキュメンタリー放送! ジャニーズ事務所衝撃のスキャンダル 元ジャニーズの人気アイドルたちが次々と性被害を告発!


年商1千億円。ジャニーズ帝国を築き上げた鉄の女の誰も書けなかった禁断の素顔

メリーが口癖のように繰り返し、語った内容は、おおよそ次の言葉である。
「ニッポン人は自分の意見に合う人としか付き合わない。ディスカッションが苦手よね。ワタシは自分が信じたことは主張するし、絶対に行動することを躊躇わない。その生き方を受け入れない人はそれでいい。ワタシは自分が信じたことはどんなに非難されても曲げない。大袈裟かも知れないけど今のニッポン人にはそれが少し足りない気がする。すべてがアメリカ第一と言うつもりはないけど」
本文より

誰も書けないその素顔
「女帝」と呼ばれた彼女たち(例えばクレオパトラ・カテリーナスフォルツァ・ポンパドゥール・エカテリーナ2世・北条政子・西太后ら)の肖像画は、本物以上に美しく華麗に描かれると聞く。
 女帝の源流は紀元前50年ごろのエジプト最後の王朝7世クレオパトラと伝えられる。彼女らは異常な権勢力と財政力への欲求が人一倍に強かったとの人物像で共通する──。
 今年2022年(令和4)は元祖ジャニーズ(あおい輝彦・飯野おさみ・真家ひろみ・中谷良)が結成され、ジャニーズ事務所が創業(1962年4月・昭和37)して丸60年で、ある意味、半世紀を超える記念碑的な年回りとなる。
 一口に半世紀と言っても、限られた人生しか与えられない私たちにはかなり長い年数ではある。私はメリーとジャニーに出会ってその半世紀を超える日数を経験した。
 むろん、一族郎党の血縁ではないし、仕事のうえでの付き合いでしかない。けれども半世紀は長い。これほどの年月を経験するとは夢想もしなかった。
 とりあえず、私がジャニー擴(ひろむ)喜多川に最初に会った日から記さなければ彼らとの序幕は始まらないと思う。(略)
ジャニーズ事務所の半世紀を超える原動力の根源は晩年に女帝と呼ばれたメリー喜多川の圧倒的な力を抜きにして語れない。
 本著はこれまで明かされなかったメリーの貪欲な野望の生きざまを、週刊誌の担当編集者として(後に物書きとして独立)仕事をしてきた著者の、50年にわたる全記録である。
2022年好日 小菅 宏

女帝新オビ


【目次】

序章 誰も書けないその素顔

第一章 原点は「ウチの子」

第二章 SMAPの光と闇

第三章 嵐と血族

第四章 女帝メリーの本音

第五章 メリーとジャニーの決定的対立…

第六章 てっぺん

あとがき 女帝ではなく、むしろ女傑の人生


【著者紹介】

小菅宏  (こすが・ひろし)
作家。東京都出身。立教大学卒(在学時シナリオ研究所終了)、集英社入社。週刊・月刊誌歴任後に独立(1990年)。関連著書『芸能をビッグビジネスに変えた男「ジャニー喜多川」の戦略と戦術』(講談社)『アイドル帝国ジャニーズ50年の光芒』(宝島社)。『異能の男 ジャニー喜多川』(徳間書店・2019年)は新聞(毎日・日経)TV(NHK・TBS・フジ・TV朝日)週刊誌(文春・新潮・ポスト・朝日)に取り上げられ話題になる。他に『僕は、字が読めない。』(集英社インターナショナル)『「琵琶湖周航の歌」誕生の謎』(NHK出版)『美空ひばりと島倉千代子』(アルファベータブックス)『大奥ミステリー』(辰巳出版)『小松政夫 遺言』(青志社)等。本著は62冊目の上梓。講演多数。劇画原作者(天馬飛呂志)として活動。古典落語(志ん朝・談志・小三治)、昭和プロレス(悪役レスラー)、カラオケ(ムードコーラス歌謡)を愛好する。
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