栗原直樹/著 『日本共産党大研究』
栗原直樹/著
『日本共産党大研究』
そこに見える「革命政党」の真実!
発行日
: 2016年10月19日発売
定価
: 本体1,300円+税
サイズ
: 四六判並製
ページ数
: 232ページ
ISBN
: 978-4-86590-034-7
【内容】
「躍進」と「不都合な真実」そのタブーに迫った!
「野党共闘」「国民連合政府」で俄然、注目を集める日本共産党。いまある「ソフト路線」は本物なのか?隠された衝撃資料を明らかにしながらこの党の「本質」と「行く末」を、考察した――。
そこに見える「革命政党」の真実!
<特別編集>日本共産党を読み解く14人のキーマン
日本共産党が元気だ。共産党の勢いには相応の理由がある。例えば「政治とカネ」に対する毅然とした態度だ。舛添要一前都知事の「政治資金疑惑」では機関紙の赤旗が火付け役となった。国民の人気も高い。一方で政府・公安当局は「共産党は暴力革命を諦めていない」として破防法の監視対象から外していない。結党から創立94年を超えた共産党、その「躍進」と「不都合な過去」の真実に迫った。
【目次】
まえがき
第一章 コミンテルンの指導の下で
日本共産党を読み解く14人のキーマン 1
福本和夫 「共産党の頭脳」の悲劇
第二章 暴力革命と特高
日本共産党を読み解く14人のキーマン 2
田中清玄 左翼の大物から右翼の大物へ大転身
日本共産党を読み解く14人のキーマン 3
スパイM 神童と呼ばれた男の3つの顔
日本共産党を読み解く14人のキーマン 4
鍋山貞親 転向して反共となった代表的人物
第三章 愛される共産党
日本共産党を読み解く14人のキーマン 5
徳田球一 戦後再建のリーダー、北京へ亡命し客死
日本共産党を読み解く14人のキーマン 6
伊藤律 スパイの濡れ衣を着せられ表舞台から消えた大物
第四章 レッドパージと武装闘争
第五章 宮本顕治は何をしたのか
日本共産党を読み解く14人のキーマン 7
志田重男 軍事委員長として各地の騒擾事件を指揮した
日本共産党を読み解く14人のキーマン 8
宮本顕治 まさに徳川家康、用心深く邪魔ものをうまくのけていく男
日本共産党を読み解く14人のキーマン 9
志賀義雄 共産党初代代議士。終戦までの18年間、獄中非転向を貫いた
日本共産党を読み解く14人のキーマン 10
不破哲三 「最後のカリスマ」の知能指数は高すぎて測定不能
日本共産党を読み解く14人のキーマン 11
上田耕一郎 不破哲三の実兄。信義に厚く他党からも評価された
第六章 共産党はどこへ行く
日本共産党を読み解く14人のキーマン 12
袴田里見 リンチ事件の真相をめぐって盟友宮本と衝突、除名処分を
日本共産党を読み解く14人のキーマン 13
野坂参三 日本共産党の顔だったが、ソ連のスパイだった
日本共産党を読み解く14人のキーマン 14
志位和夫 「国民連合政府」をめざす現日本共産党委員長の野望
あとがき
【著者紹介】
栗原直樹 (くりはら なおき)
昭和五十年東京都生まれ。中央大学経済学部国際経済学科卒業。元衆議院議員公設第一秘書。秘書時代は主として地元選挙区を担当し、会合出席、集会の動員、旅行の見送りなどに奔走。知事選等の地方選にも従事した。著書に『田中角栄の青春』や『田中角栄 池田勇人 かく戦えり』(小社刊)などがある。
令和6年5月、ブログ「一寸先は闇 今昔政治秘話」を開設。
https://issunnsakihayami.secret.jp/wordpress/
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