栗原直樹/著 『田中角栄 池田勇人 かく戦えり』
栗原直樹/著
『田中角栄 池田勇人 かく戦えり』
この男ははたして敵か味方か――。
発行日
: 2016年7月13日発売
定価
: 本体1,400円+税
サイズ
: 四六判並製
ページ数
: 280ページ
ISBN
: 978-4-86590-029-3
【内容】
気鋭のノンフィクションライター
栗原直樹の角栄本第2弾!
この男ははたして敵か味方か――。
同時代を「所得倍増」と「列島改造」を持って
経済大国日本を牽引した2人のドン。
「権謀術数」渦巻く政局で
2人の天才はどのようにして
「時代」を手に入れたのか。
我が国を世界の先進国へと押し上げた高度成長時代。テレビ、車といった現代人の生活様式を形作った高度成長時代|。
その中心にいたのが池田勇人と田中角栄である。(中略)
角栄は近来稀な立志伝中の「今太閤」だ。その角栄を要職に抜擢し、「今太閤」への道をつけたのが池田である。池田もまた逆境から這い上がり、頂点を極めた政治家であった。
田中角栄と池田勇人|。日本も自分自身も高度成長させたこの二人を、敢えて対に論じることで、昨今とは異なる活気に満ちた戦後日本の姿が見えてくるのではないだろうか。
これは類いまれな「経営」哲学によって戦後日本をこの上もなく急成長させた「巨頭」二人の「邂逅」と「闘い」、「別離」の壮絶なる物語である。
まえがきより
【目次】
まえがき
第一章 青雲の志
第二章 邂逅
第三章 豪腕と野望
第四章 跳梁跋扈
第五章 城取り
第六章 角栄の「権謀術数」
第七章 田中角栄、池田勇人、かく戦えり
【著者紹介】
栗原直樹(くりはらなおき)
昭和五十年東京都生まれ。中央大学経済学部国際経済学科卒業。元衆議院議員公設第一秘書。
秘書時代は主として地元選挙区を担当し、会合出席、集会の動員、旅行の見送りなどに奔走。知事選等の地方選にも従事した。
平成二十八年一月、今太閤の無名時代を追った「田中角栄の青春」(小社刊)を上梓。田中角栄と池田勇人の戦いを描いた本書は二作目の著書である。
令和6年5月、ブログ「一寸先は闇 今昔政治秘話」を開設。
https://issunnsakihayami.secret.jp/wordpress/
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