発行日: 2009年06月11日(木)
定価: 本体1,300円+税
サイズ: 新書判上製
ページ数: 256ページ
ISBN:978-4-903853-62-8
【コメント】
誰だって、みんな、深い傷を背負って、
そ知らぬふりして生きているのだ。 (「火の鳥」)
孤高の文士は、熱き清冽な「生きる知恵」を私たちに遺してくれた。
本書では、「人生と芸術」「愛と苦悩」「生と死」というテーマのもと、
太宰が命を賭して遺した作品の中にちりばめられたその人生観を紹介します。
そこから、人間を、そして自分を、冷徹なまでに見つめ続けた太宰が生涯を通じて
追求し続けた「愛」の形が浮かび上がってくるはずです。
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