青志社文芸部/編
『愛に生きる言葉 新装版 太宰治』
青志社文芸部/編
『愛に生きる言葉 新装版 太宰治』
ちゃんみなはなぜ、太宰治に魅せられたのか
発行日
: 2026年4月10日発売
定価
: 本体1400円+税
サイズ
: 新書判並製
ページ数
: 256ページ
ISBN
: 978-4-86590-201-3
【内容紹介】
誰だって、みんな、深い傷を背負って、
そ知らぬふりして生きているのだ。 (「火の鳥」)
孤高の文士は、熱き清冽な「生きる知恵」を私たちに遺してくれた。
2026年6月に生誕117年を迎える作家、太宰治。
彼は「自己否定」「苦悩」「エゴイズム」「退廃」「破滅」といった破滅的なイメージで語られがちです。
しかし、漫画家・蛭子能収、俳優・亀梨和也、作家・伊坂幸太郎の言葉を借りれば、
彼は「自分を理解してくれる人」「自分を甘やかしてくれる人」を
生涯求め続けた、愛を正直に模索した人生を歩んだ人間だった、と言えるのではないでしょうか。
本書では、「人生と芸術」「愛と苦悩」「生と死」というテーマのもと、太宰が命を賭して遺した作品の中にちりばめられたその人生観を紹介します。
そこから、人間を、そして自分を、冷徹なまでに見つめ続けた太宰が生涯を通じて追求し続けた「愛」の形が浮かび上がってくるはずです。
「イントロダクション」より
目次:
人生と芸術 人間がとても好きだった
愛と苦悩 正直に生きることは容易ではない
生と死 生きること、死んでいくことの意味
著者プロフィール:
太宰治(だざい・おさむ)
本名、津島修治。1909年(明治42年)6月19日、青森県北津軽郡金木村(現在五所川原市)に生まれる(11人兄弟の10番目)。
津島家は県下有数の大地主で、父は貴族院議員をつとめるなど、地元の名士であった。
金木第一尋常小学校、青森中学校、弘前高校を経て、東京帝国大学仏文科に入学するが、中退。
1933年(昭和8年)、初めて太宰治の筆名を用いて、同人誌『サンデー東奥』に「列車」を発表。
しかし自殺未遂や薬物中毒などで生活は荒れていった。
1935年(昭和10年)、『逆行』が第一回芥川賞候補となる。
1936年(昭和11年)、処女短編集『晩年』を発表。
この時期の作品は、自身の内面を表現するため、多彩な小説作法を試みている。
『女生徒』『走れメロス』など、明るい作品を多く発表するようになる。
戦後は『斜陽』『人間失格』などを生み出す。
無頼派の旗手として活躍したが、悲願の芥川賞を得ることはできなかった。
生涯三度の自殺未遂を繰り返し、1948年(昭和23年)6月13日、玉川上水で、愛人の山崎富栄とともに入水自殺を図って最期をとげた。享年38歳。
関連商品はこちら
|
会社概要
| |
書店様向け
|
2007c All Rights Reserved by Seishisha Co.