青志社

河口豪/著 『カープ風雪十一年』

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カープ風雪十一年
河口豪/著 
『カープ風雪十一年』
これがいわゆるカープ本の第1号です!

発行日: 2016年9月29日発売
定価: 本体880円+税
サイズ: 新書版
ページ数: 216ページ
ISBN: 978-4-86590-033-0

【内容】

「涙と笑いと悲嘆と希望」。 カープ愛に燃え、カープに人生を賭した男たちが繰り広げた物語、56年の時空を超えて復刊!

こんな男たちがカープを創った!

球団誕生秘話やゴタゴタなどを生々しく、赤裸々に活写した極上の感動広島カープ本!
秘蔵写真で綴るグラビア8ページも掲載。

これがいわゆるカープ本の第1号です!

特別寄稿 衣笠祥雄
冨沢佐一 元中国新聞カープ担当

ここにカープの青春の発露が見える!
それにしても、大らかというか、大胆というか、よくぞここまで書けたもんだ、と感心してしまうほど、当時のカープの台所事情やそれに関わる人間模様などが詳しく書かれている。選手への給料の遅配が続く、苦しい台所事情にもかかわらず、登場する多くの人が広島カープに身を削るようにして寄り添う姿が印象的で、単なる球団史というよりも、戦後の復興をめざす広島の一級の郷土史として、価値あるものになっている。
                                                 <特別寄稿>衣笠祥雄


【目次】

復刊によせて
〈特別寄稿〉衣笠祥雄
すいせんの言葉 池田勇人 
すいせんの言葉 鈴木竜二 
序にかえて 著者 

第一章
記者からズルズル/説得行脚のエピソード/監督を誓約し白石を迎える/国鉄加盟説得に行く/身売り寸前に後援会 他

第二章
小鶴ら四選手獲得/「赤嶺旋風」吹きまくる/小鶴に勇退を求める/中日、長谷川に食指/石本監督が辞任/地方巡業こぼれ話/白石、決勝のスクイズ 他

第三章
ビン投げ事件で大騒動/「市民球場」建設の声/株式会社広島カープの設立/「つらいかな、雇われ代表/危い綱渡り/「名称変更」 他

第四章
長嶋獲得へ乗り出す/どたん場で本屋敷のがす/拝藤をねらえ/怒った立大辻監督/小坂、大和田を獲得/白石監督が辞意もらす/財源は本拠地の六十五試合 他

第五章
ジャーナリストの行き過ぎ/楠瀬知事の全面協力/ディマジオがコーチ/市民球場で日本選手権を/思い出の人々 他

第六章
カープ狂ETC/「シビレル注射」事件/旅先の食道楽/カープ盗難史/広島野球倶楽部の発足を偲ぶ 他

〈解説〉冨沢佐一 (元中国新聞社カープ担当記者)

【著者紹介】

河口 豪(かわぐち とし)
1904年(明治37年)4月1日東京都に生まれる。蔵前高校中退。帝国通信社会部長、 鉄道春秋主幹、中国新聞東京支社通信部長、情報局委員、広島市政嘱託、セ・リーグ理事、同理事長、新日本リーグ理事長、株式会社広島カープ代表などを歴任。著書に『鉄道挺身隊戦記』などがある。ペンネーム太田鯉平。1997年(平成9年)11月16日没。享年93歳。





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