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絶対に受けたい授業 国家財政破綻
ジャーナリスト 鳥巣清典/著 
『絶対に受けたい授業 「国家財政破綻」』
渡辺喜美、堀江貴文、長谷川慶太郎……他協力講師陣総勢7名による必須授業!

発行日: 2010年06月26日(土)
定価: 本体1,500円+税
サイズ: 四六判並製
ページ数: 320ページ
ISBN:978-4-903853-95-6

【コメント】

「国家財政破綻」、それは日本の資本主義史上、最高のホラーかもしれません。

「国家財政破綻」って、何?
いまテレビで、ニュースで、よくこの言葉に出会います。政治家、経済学者、マスコミ。いろいろ騒がしくしています。でも、国の財政が破綻すとは、どういうことなのでしょうか。「怖いけど、イメージが沸かない」という人が多いのではないでしょうか。
そもそも、「国の財政」ってどういうものなのでしょう。本書では、いまさら人に聞けないような基礎の基礎から、財政について徹底的に解説しています。そして、その知識をベースに、強力講師陣たちの授業をうけることができます。
菅直人首相は、所信表明演説で、歴代首相の中で始めて、財政破綻について言及し、「財政再建」が急務であると宣言しました。「国家財政破綻」は起こるのか、どうか。結末が訪れるまで、その真実は明かされません。けれどもう、私たち国民も「財政破綻」を見てみないふりはできません。
そろそろ、授業の始まりのチャイムがなる頃です。

<目次>

国家財政破綻の基礎知識

「国家財政破綻」って何?
Q1「国債って、何?買うといくらなの?」
Q2「国債って、誰が持っているの?」
Q3「日本国債は、いつから発行されるようになったのですか?」
Q4「国債は毎年どれくらい発行されて、どれくらい返済されているの?」
Q5「そもそも、どうしてそんなに大量に国債を発行してまで、お金を調達しなければいけなかったの?」
Q6「どうして、こんなに危なくなるまで国債を発行し続けたの?」
Q7「一般会計と特別会計って、どう違うの?」
Q8「埋蔵金とは、何のこと?」
Q9「小さな政府、大きな政府とは―?」
Q10「デフレって、国の財政に影響があるの?デフレはそんなに怖いの?」
Q11「名目成長率とは、何?」
Q12「国の借金はどうやって減らせるの?」
Q13「債務残高GDP比・プライマリーバランスって、何?」
Q14「国債発行の限界はどれくらいなの?」
Q15「世界同時不況が、国債大暴落という論調を生んでいるのですか?」
Q16「日本の予算が組めなくなる危険性はあるのですか?」
Q17「そこまで大変なのに、どうして大胆に動こうとしないのでしょう」
Q18「これから授業を受ける先生のなかには、まだ大丈夫という方もいるんですか?」
Q19「そういう方法があるのに、どうしてできないのですか?」
Q20「日本銀行があるから、破綻をすることはないんじゃないですか?」
Q21「この本は、どういうふうに読めばいいのでしょうか」
Q22「この本の特色は何ですか?」

LESSON1 財務省主計局

国の借金は国民の税金で返すものです。――契約ですから
地方の借金は地方の人たちが返すものです。政府保証、財投債も貸した相手から返ってこなければ、やはり国民の税金で返すものです。契約ですから――。

LESSON2 渡辺喜美 衆議院議員、「みんなの党」代表

こんなデフレじゃ持たないですよ。あと2年……。
破算ですね。税収が落ちて、国債発行残高が増えて、格下げが起きて、値段が暴落、金利が上昇というやつですね

LESSON3 堀江貴文 元ライブドア社長

この国は、破綻しないと生まれ変わらないかもしれない
――でも堀江なんかが言っている意見が通るくらいなら、破綻したほうがましだって思ってる人もいると思いますよ

LESSON4 高橋洋一 嘉悦大学教授

財務省は300兆円くらいは持ってます
私がバランスシートを作ったときにあまりに証券だとか現金だとか大きいんでビックリした。現金で持ってるのに借金でピーピーいってますなんて、そんなのおかしいでしょ。ふつう考えたらね、まず現金処分しろっていうのが当たり前なんです。

LESSON5 円より子 民主党参議院議員

あと5,6年で日本国債を国内で消化できなくなります。
政権交代は、このままでは日本は沈没するんじゃないか、だからこそ民主党にやってもらいたいという、そういう期待だったと思うんです。

LESSON6 五十嵐文彦 民主党衆議院議員

今のやり方だと数年のうちに予算が組めなくなります。
でも二年から五年の間に、ギリシャのようになるってことはないですね。いざとなった時でも、ほかの金庫(年金)はあるわけですから

LESSON7 長谷川慶太郎 国際エコノミスト

予算編成が困難だ、党言う情報が流れたその瞬間ですよ、
プロは誰だってわかってますよ。そんな呑気な連中じゃない。政治が何の手を打てないとなると、政治に対する全面的な不信です。 菅直人政権は、国家財政破綻危機との大勝負は始められるか!?


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