青志社

西村眞/著 『ボスの遺言』
昭和四十九年、人間ロケットで富士山を飛び越した男

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西村眞
西村眞/著 
『ボスの遺言 昭和四十九年、人間ロケットで富士山を飛び越した男
いま、話題騒然!前代未聞のミステリー!

発行日: 2014年9月19日発売
定価: 本体1,600円+税
サイズ: 四六判上製
ページ数: 256ページ
ISBN: 978-4-905042-94-5

【内容】

凄い男がいた!

迫真のドキュメントノベル!
改造ロケットバイクで富士山を飛び越して消えた男の数奇な半生!
戦後日本の栄光と挫折のはざまをいっきに駆けぬけた男の生と死のドラマ

ビジネスで破産したその男は改造したロケットバイクで富士山を飛び越して消えた!


 昭和48年〜49年、オイルショック!戦後の高度経済成長が終焉したその年……。
 名高い憂国の士、ヤクザ、ジャーナリスト、写真家、音楽家、芸能人、プロスポーツ選手など、多種多様な人たちが集ったホテル・ニュージャパン775号室――。
 戦後史の数多くの事件の残滓が色濃く漂っていたそのホテルの一室で日夜繰り広げられた哀しく切ない人間ドラマ。
 命がけで時代を横切った凄い男がいた。命を賭した壮絶な闘い、数億円の借金、そして、愛……。  出版事業の失敗から借金取りに追われながらも屈託なく「未来があるぞ」と痛快に生きた怪人ボスの失踪をめぐる前代未聞のエンターテイメントミステリー。

「いいですか、もっとも大切なことはねえ。この世にたったひとりしかいないきみという人間を証明するために、たったひとつのテーマにむかって、いかに死にもの狂いで生きていくかということです。
 たったひとつのテーマとは何か? それはねえ、つぎつぎと襲いかかってくる困難、苦難にむかって、持てる力の最後の、最後の一滴まで絞りきり、なにひとつ思い残すことなく完全燃焼して生を終える。……すなわち死を迎えるということです」
(本文より) 
 
【2014/9/30 高知新聞掲載】 
「ボスの遺言」が掲載されました。地元で大反響!
 

【目次】

はじめに

目次
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ

【著者紹介】

西村 眞 (にしむら まこと) 一九三九年生まれ。
大学在学中に取材記者として雑誌の世界に足を踏み入れ、パリで発行されていた「LUI」日本版編集長を皮きりに、半世紀にわたり十誌を超える媒体の編集長として活躍。
短期間で記録的な部数に育て上げた「BIG tomorrow」や「SAY」、「百楽」などは、いまや伝説的メディアとなっている。二〇〇九年『東京哀歌』(三五館)で作家デビュー。

ボスの遺言

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