青志社

ふくしま国語塾主宰 福嶋隆史/著 『Twitterで磨く!20代からの「国語力」』
「国語力=論理的思考力」が身につく

まげねっちゃ
HOME 新刊情報 カタログ イベント 書店様向け
ふくしま国語塾主宰 福嶋隆史/著 
『Twitterで磨く!20代からの「国語力」』
言葉をうまく使うに自信がない……そんな人に必ず役立つ、「国語」の処方箋!

発行日: 2011年11月24日(水)
定価: 本体1,000円+税
サイズ: 四六判並製
ページ数: 160ページ
ISBN: 978-4-905042-35-8

【コメント】

「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」
3つの力をマスタ−するだけ!

この本のタイトルには「20代」という言葉が使われています。
これは、「中高生時代に格闘した国語科の成績」としての「国語力」ではなく、「社会生活の中で求められる言語操作能力」としての「国語力」を渇望しているであろう20代、30代あたりの若い方々に向けて書いた本だからです。
その意味では、いわゆるコミュニケーション能力を高めるための本であると言えます。
しかし、ちまたにあふれるような、心理的アプローチで書かれたコミュニケーション論の本ではありません。
あくまでも、理性的アプローチによって言語操作能力=「論理的思考力」を高めることを目的とした本です。
ですから、ページをめくるたびに、「なるほど」という手ごたえと、「腑に落ちる」ような理解とが得られるはずです。あなたの「渇き」を、必ずや潤してくれることでしょう。

この本は、twitterのマニュアル本ではありません。
この本は、twitterという画期的ツールのメリットを生かしながら言語コミュニケーション能力を磨き、日常生活を豊かにしていくための本です。
ありそうでなかった、ユニークな本になったものと自負しています。
なお、先ほど、「20代、30代あたりの若い方々」に向けた本であると書きましたが、言うまでもなく、10代あるいは40代以降の方にも有益です。
国語力というものには本来、年齢や学年は関係ないのです。(そのことは、私が主宰している「ふくしま国語塾」で、既に実証済みです)。
ただ、「渇望」度はおそらく、20代、30代の若者が強いでしょう。
教科としての国語ではほとんど習ってこなかった言語操作能力の必要性を痛感し始めた今、どうやったらそれを手に入れられるのか――。

そんな暗中模索の途上にいるあなたに、光を投げかける本にしたい。
そういった思いで書いたのが、この本です。

――「はじめに」より、抜粋 <目次>

第1章 twitterで論理的思考力を向上させる

●国語力とは何か? 国語力不足を痛感する人々
今すぐ欲しいのは、「難しい文章を解読する力」ではない
国語力は「センス」なのか?
国語力とは論理的思考力のことである
「形式」が「内容」をコントロールする
イメージを"ありのまま"に届けるために
●論理的思考力とは、「3つの力」である 学べば学ぶほど霧が晴れる
これが「3つの力」だ!
●twitterのメリット@なぜtwitterが論理的思考力を高めてくれるのか?
「技術」と「芸術」の違いとは?
長い文章か、短い文章か
twitterならではの強制力
twitterは「身体」を離れられないメディアだが…
とことん「2文」!
「学ぶ」ということの本質
●twitterのメリットA twitterは「国語の先生」である twitterの最大の特徴とは?
フォロワーの反応が「評価」となる
楽しみな数値評価――RTとファボ
適度な「他者意識」で言葉を磨く
●twitterのメリットB twitterはすべての人にチャンスをくれる 著名人にメッセージを送ってみよう
twitterの「力」
なぜ「人物」より「言葉」に目が向くのか?
●twitterのメリットC twitterが世界を広げてくれる 「無知の知」の境地に至る
twitterの情報は「一次情報」
どんな人をフォローする?
グラスとワイン、どちらも手に入れる
●twitterのメリットD twitterなら続けられる
インターネットは怖い?
twitterは「共感」に支えられている
「善事千里を走る」?
自己との対話を可能にする

第2章 ステップ1 「3つの力」で「140字」を激変させる

●「言いかえる力」その1 疑問や主張を発信してみよう
読み手を「ハッ」とさせる文章とは?
具体例を挙げるにもコツがある
「2文」は「2枠」ととらえてよい
早速ツイートしてみよう
●「言いかえる力」その2 要約とは何か?
要約には「比喩」も効果的
ほんの少し立ち止まる習慣を
安定感のある文章とは?
●「くらべる力」 これが「対比」のパワーだ
「形式」の重要性を知る
意外に気づきにくい落とし穴
対比効果をより高めるために
●「たどる力」 強引な「だから」「なぜなら」に要注意
「ジャンプ」は相手を戸惑わせる
停車駅は多いほどよいのか?
相手の「常識」を推察するということ
●「型」を使ってツイートしてみよう!「型」こそが「内容」を引き出す

第3章 ステップ2 スムーズな「会話」ができる人、できない人

●1 言いかえながら「会話」する 「なるほど」だけでは会話は続かない
非公式RT? それともリプライ?
非公式RT? それとも公式RT?
「相手が最も言いたいこと」をつかむための技術
非公式RTで磨く「要約力」
●2 くらべながら「会話」する 隠された「意味」を読み取る技術
議論が噛み合わない原因はここにある
相手の観点に合わせて考えてみる
堂々巡りに終わらせないために
●3 たどりながら「会話」する 「上り」と「下り」
日常会話から変えていこう
●4 twitterコミュニケーションのポイント@ 「あえて白黒つける」
「バランス」という言葉の軽さ
なぜ意見の白黒をはっきりさせたほうが良いのか?
51:49でもいい
●5 twitterコミュニケーションのポイントA 「話題を限定する」
こんなインタビューでは相手が戸惑うだけ
具体的な質問には具体的な答えが返ってくる
子どもの頃、なぜ作文が書けなかったのか?
これが「具体化」の方法だ
twitterコミュニケーションにおける「質問」のあり方
●6 twitterコミュニケーションのポイントB 「対義語を活用する」
「不変の記号」に注目する
語彙力が論理的思考をサポートする

第4章 ステップ3 twitterコミュニケーションの「壁」を乗り越える

●1 「書くことがないのですが……」 発信したいことが見つからない、という人へ
事実を書くのか、意見を書くのか
ニュースサイトを利用する
読み手を「ハッ」とさせるための書き方
あらゆる文章は逆説である
「非常識」が道を開く
●2 「コミュニケーションが重荷です……」 罪悪感と空虚感
日本人よ、荷を下ろせ
ブロックも選択肢
●3 「反応が来ないのですが……」 返事がない、RTされない、ファボられない
デメリットを上回るメリット
連ツイ紹介:「プロとは何か?」
国語力向上のための応用トレーニングとしての連ツイ
中継動画の文字起こしにチャレンジしよう
●4 あなたの国語力を高めてくれる20のキーフレーズ
総まとめ!
●5 著者の「名ツイート」をご紹介
あなたも「思索の断片」を刻んでいこう



Twitterで磨く!20代からの「国語力」 ツイッターで国語力を磨く

  | 会社概要書店様向け