発行日: 2011年2月24日(金)
定価: 本体1,900円+税
サイズ: 四六判並製
ページ数:64ページ
ISBN: 978-4-905042-12-9
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【コメント】
気楽に楽しめて心が安らぐ、それが写仏です。
写仏は仏様のお姿を写し描く仏道修行の一つですが、本書ではあまり難しく考えずに自由に写していただけたらと思います。 写物をなさった方の多くは「描いている時は無心になれる」、「濃密な時間が持てる」、「時間をかけて一生懸命になれたことがよかった」とおっしゃいます。 仏様を描いてみようと思われるときには何か真摯なお気持ちがおありになるのだと思います。 仏道に触れてみたいという気持ちになって向き合ってみたときに、仏様は必ず応えてくださいます。 「一仏一心」すべての人の心の内に仏様がいらっしゃいます。その仏様を自らの手で描き出し、形としてお迎えしたとき あなたの心の中に仏様の姿を宿すことができるでしょう。 ――松久佳遊(「序文」より)
本書では、興福寺八部衆と人気の仏画、計36体を描くことができます。
練習用の用紙も4枚ついています。
ページの上に用紙を置いてなぞってもよし、見ながら描いてもよし。本書をひもといて、写仏の世界へいざなわれてみませんか?
<内容>
写仏の道具/写仏を描く手順/彩色の手順
本書で描ける仏様
阿修羅(阿修羅) 悩ましくも美しい異形の美少年
沙羯羅(さから) 頭に蛇を巻いたかわいい少年
五部浄(ごぶじょう) あどけない少年のひたむきな眼差し
乾闥婆(けんだつば) 目を閉じ簫を吹く楽人 持国天、帝釈天の眷属
緊那羅(きんなら) 頭に角、額に第三の目を持つ音楽神
畢婆迦羅(ひばから) 顎鬚をたくわえたダンディーな神
鳩槃荼(くばんだ) 怒りに満ちた怪物の形相
迦楼羅(かるら) 怪獣映画にでてきそうな半鳥半人の鳥人間
写仏教室で人気の仏画
薬師如来、不動明王、聖観音、如意輪観音、普賢菩薩、弥勒菩薩、薬王菩薩、弁財天、毘沙門天、伎芸天、観音菩薩、樹下観音図、尊勝曼荼羅br>
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